これからクリプトを始めよう!といった方の中にはNFT (Non-Fungible Token) を作成・購入したいといった方からイーサリアム上に存在する仮想通貨 (ERC-20 Token) を購入、送金したいといった方まで様々いると思います。目的が何であれ、仮想通貨やNFTを扱うには仮想通貨ようのデジタルウォレットをダウンロードする必要があります。
数あるデジタルウォレットの中で今回はここ2年でユーザが38倍にもなり、今では約21億人ものアクティブユーザを保有する業界最大のデジタルウォレットであるMetaMask(メタマスク)にのインストール・登録方法を紹介します!
メタマスクはパソコンでも使用することはできますが、今回はスマホでの使い方を見ていきます。
メタマスクでデジタルウォレットを作って仮想通貨やNFTの購入・取引を始めたい
本記事はそんな悩みを解決します。
メタマスクをスマホでダウンロード・登録するまでの手順
- メタマスクのアプリをダウンロードする
- パスワードを設定する
- シークレットリカバリーフレーズを設定する
所要時間はかかって10分程度です!
今回はスマホでの手順をスクリーンショットした画像を用いて説明しますが、パソコンを使ってChromeやFirefoxなどのブラウザ上でメタマスクをダウンロードする際も基本的な手順は同じなので流れを参考にすることはできます。
それでは早速手順を見ていきましょう。
ステップ1:メタマスクのアプリをダウンロードする
1)MetaMaskのダウンロード画面から『Download on the App Store』のボタンをタップする
2)App Storeからダウンロード
仮想通貨界隈全体で言えることですが、MetaMask関連は特に詐欺が多いので必ず公式のウェブサイトからApp Storeへ行き、ダウンロード前にアプリの開発元がMetaMaskであることを確認してください。
ステップ2:パスワードを設定する
1)アプリを起動し、『Get started(開始)』をタップした後に『Create a new wallet(新しいウォレットの作成)』をタップ
2)データに関する規約に同意し、『I Agree(同意します)』をタップ
3)パスワードを設定してチェックマークを入れたら、『Create password(パスワードを作成)』をタップ
ステップ3:シークレットリカバリーフレーズを設定する
1)続けるをタップしてシークレットリカバリーフレーズを確認する
2)シークレットリカバリーフレーズをスクショするか、メモに書き留めておく
シークレットリカバリーはあなたのメタマスクウォレットを開ける鍵です。このシークレットリカバリーフレーズだけは誰にも見せてはいけませんし、絶対に他人にバレないようにしてください。もし、これがバレると資産が最も簡単に全て盗まれてしまいます。
ちなみにランダムの英単語を複数並べたパスワードは一般的なパスワードとしても簡単に作れるパスワードの中では最もブルートフォースで打ち破られにくいと言われています。
3)シークレットリカバリーフレーズを順番通りに当てはめたら、『Complete Backup(バックアップの完了)』をタップ
4)『Done(完了)』をタップしてメタマスクのウォレットの設定を完了
5)自分のウォレットのアドレスを確認!
これでメタマスクのウォレットのセットアップは以上です!どうですか?仮想通貨って聞くとなんでも難しく聞こえるけど簡単ですよね。
最近は周辺アプリの開発もより進んでいて仮想通貨やNFTへの参入障壁がどんどん下がってきていて、より多くの参加者を受け入れる体制ができていることは素晴らしいことですね。
まとめ
最後に、メタマスクのウォレットをセットアップする上での注意点を2点おさらいしまして終わりとします!
- 仮想通貨界隈、特にメタマスク関連は詐欺が非常に多いので必ず公式のサイトを介してアプリをダウンロードするようにすること。
- メタマスクのシークレットリカバリーフレーズは自分のメタマスクウォレットを管理する上で最も大切なもので以下のことに注意しなくてはならない。
- 忘れないようにどこかにメモしておくかスクリーンショットを撮っておく
- 絶対に他人に教えてはいけない。ヒントを与えるような言動も絶対にNG!
筆者のひとこと
この記事を書く上で久しぶりに新たにメタマスクのウォレットを作成しましたが、何年か前にブラウザーでしかウォレットを作成できなかった時代や、アプリができたばかりの頃に比べるとアプリのUX/UIも総合的にかなり改良されていて驚きました。
こういった改良は仮想通貨への参入障壁を下げるといった意味でも素晴らしいことだと思います。
⚠️当記事は当仮想通貨の購入を促す「ファイナンシャルアドバイジングを目的としたものでない」ことをご理解ください。当仮想通貨に限ったことではないですが、投資は自己責任で行うものであり自分自身でリサーチをし自分自身の決断で行うものだということは忘れないでください!