アメリカでクレジットスコアを爆速で上げる方法【最速3ヶ月でスコア0から720へ】

こんにちはトーマです!

この記事ではズバリ

  • クレジットスコアを上げたいけど、具体的な方法がわからない
  • すぐにでもクレジットスコアを上げたいので、今すぐ始めれる方法を具体的に教えてください
  • すでにスコアがあるがもっとスコアを効率よく上げたい

といった疑問に簡潔に答えます。

本記事のテーマ

アメリカでクレジットスコアを爆速で上げる方法【最速3ヶ月でスコア0から720へ】

本記事で学べる内容

  • クレジットスコアを上げる方法の基本
  • クレジットスコアを効率よく上げる具体的な方法【簡単な3つのステップ】
  • クレジットスコア初心者におすすめのクレジットカード3選【これだけ持ってれば大丈夫】

本記事の信頼性

記事を書いている僕自身10ヶ月前はクレジットスコアを持っていませんでした。そして、今年の1月に初めてクレジットカードを作ったのですが、使い方を間違っていたせいでスコア600から3ヶ月間はクレジットスコアが全く上がりませんでした。

しかし、そこから効率のいいスコアの上げ方を学んで実践してから2ヶ月ちょっとでスコアを720まで上げることができました。

そして、この時学んだ方法をクレジットスコアを持っていなかった友人に教えたところ彼らは全くのスコアなしから3ヶ月程度でスコア700~720を達成することができましたので、読者の皆さんにもここで紹介するステップを踏んでいただければ似た結果が得られるはずです。

クレジットスコアを上げるのにはある程度時間がかかることで、元々よくないクレジットスコアを持っている人は3ヶ月と言わず6~12ヶ月かかる可能性もありますが、紹介するステップをひたすら継続することでスコアは飛躍的に上がりますのでそこだけは信じてもらって大丈夫です。

読者さんへの前置き

本記事のテーマはあくまでもクレジットスコアの効率のいい上げ方ですので、クレジットスコア自体の詳細な説明等は割愛していますが、必要最低限のことは全て学べるようにはなっております。

また、なぜクレジットスコア700~720をゴールにするかというと

  • 800~850: Excellent – 最高地点だが、3~6ヶ月での到達は不可能
  • 740~799: Very Good – 上に同じく現実的に3ヶ月では到達が難しい(740なら無理ではないかも)
  • 670~739: Good – 3ヶ月あればクレジットスコアなしからでも到達可能
  • 580~669: Fair – FairというがPoorとさして変わらない
  • 300~579: Poor – 社会的信用がほとんどないと言ってもいい

といったようにGoodの範囲が3ヶ月で狙える最高地点だからです。

Goodの中でも700を超えることができれば特典の良い大手のクレジットカードをはじめ、大体どのクレジットカードの審査も通るようになるので700~720に辿り着けば皆さんのパーソルファイナンスも幅が広がるようになります。

記事の最後におまけとして初心者〜中級者におすすめのクレジットカードも紹介しています!

それでは早速いきましょう!

目次

クレジットスコアを上げる方法の基本

クレジットスコア自体についての詳しい説明は割愛するとは言いましたが、それでも最低限クレジットスコアを上げる上で知っておかなければいけない基本はいくつかあるので簡潔に説明します。

そもそもクレジットスコアは何をもとに計算されているかというと簡単に言えば

その人が正しくお金を借りていて、そのお金を約束通りに期日までに返しているか

これだけです。

つまり、アメリカという国においてその人がお金に関してどれだけ信用できるのかを測っているまた表しているスコアです。

例えば、友人とパーティーや飲み会をする際にあなたが幹事だったとして、その場でとりあえず全員分払っておいて後から徴収するときにすぐに返してくれる人は信用できますが、なかなか返してくれない人は信用できないですよね。それと全く同じです。

アメリカでクレジットスコアを上げるにはアメリカで正しくお金を借りる方法と正しくお金を返すためのルールを学んでそれに実直に従えばいい、それだけです。そして、誰でもある程度の信用があれば簡単にお金を借りることのできるシステムがクレジットカードです。

したがって、アメリカでクレジットスコアを上げる方法もいたって単純でクレジットカードを使って正しくお金を借りて正しくお金を返せばいいのです。

それでは具体的にクレジットスコアを3-6ヶ月程度で720を狙う具体的なステップを見ていきましょう!

クレジットスコアを上げる具体的な方法【簡単な3つのステップ】

① クレジットカードを作る

② 毎月クレジットカードを限度額の8%未満に抑えるように使う

③ 毎月必ずクレジットカードのStatement BalanceをDue Dateに満額支払う

以上がクレジットスコアを効率よく上げるための3つのステップです。厳密にはクレジットカードは最低1枚でも作ってしまえばあとはひたすら2と3を毎月繰り返すだけです。

ではそれぞれのステップを見ていきましょう

1. クレジットカードを作る

まず最初のステップはクレジットカードを作ることですが、ここで一つ問題が生じます。ほとんどのクレジットカードはクレジットスコアがないとそもそも発行できません。

では、クレジットスコアを持っていないとクレジットカードを作れないのかというとそうではありません。具体的には主に2つの選択肢があります。

  1. Secured Credit Cardを作る
  2. 学生向けのクレジットカードを作る

Securedクレジットカードはいくつかあるクレジットカードの種類の一つですが、一般的なクレジットカード(Unsecured credit card)とは

  • 発行時にあらかじめデポジット(保証金)として決まった額を銀行に預けることでその補償金がクレジットカードの毎月の利用限度額になる

といった点で異なります。こうすることでクレジットカード発行側はこれまでお金を正しく借りて正しく返してきた記録であるクレジットスコアがない人にでも安心して保証金と同じ額までは毎月貸し出すことができ、したがってそのような人にもクレジットカードを発行できます。

学生向けのクレジットカードはその名の通り、アメリカの大学の.eduで終わるEmailアドレスさえ持っていれば(学部生、院生、OPT中の人誰でも)基本的には誰でも発行できるクレジットカードでSecuredカードとは違って保証金をバンクに預ける必要もありません。要するにカード発行側は大学に在籍しているという社会的なステータスを担保にしているというわけです。

で、「どちらのカードを作ればいいの?」というと答えはシンプルで

  • 学生(学部生、院生、OPT中の人)なら学生クレジットカード
  • 学生でないならSecuredカード

です。

Securedカードはスコアなしからスコアを貯め始めるのにはいいカードですが、特典がないことがほとんどでスコアを貯め始める以外に有用性はありません。

僕のおすすめの学生向けのクレジットカードは本記事の最後の章で紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

おすすめの学生クレジットカードをチェックする→

さて、クレジットカードを作ってしまったらあとはこれから紹介する2と3を毎月ひたすら繰り返すだけで3ヶ月程度でクレジットスコアは0からでも700~720あたりは目指せます。それでは残りのステップを見ていきましょう!

2. 毎月クレジットカードを限度額の8%未満に抑えるように使う

このステップは記事の初めに紹介したクレジットスコアを上げるための基本である正しくお金を借りて、お金を約束通りに期日までに返すの”正しくお金を借りる”の部分に当たります。

結論から言えば章の見出しにあるように

毎月クレジットカードを限度額の8%未満に抑えるように使う

ようにするだけです。もっと正確に言えば限度額の8%未満で数字が小さければ小さいほどいいです。ただし、0%では後半の約束通りに期日までに返すを満たせないのでクレジットスコアは増えません。

一般的にグーグルで調べたりすると、限度額の30%以下に抑えていれば良いといっている記事は多いですが、最も効率よくクレジットスコアを上げたいなら必ず8%以下に抑えるようにしましょう。

アメリカでのクレジットスコア初心者は毎月満額期日通りに支払うというお金を返す際のルールは知っている人は多いのですが、クレジットスコアを上げるためには限度額ギリギリまで使ったほうがいいと勘違いしている人はたくさんいます。

僕自身も以前はここを誤解していて、クレジットカードを持った最初の2ヶ月は限度額ギリギリまで使っていて、その後2ヶ月くらいは限度額の30%を使っていました。この時は僕のクレジットスコアは全く伸びませんでした。

そして、毎月の利用額を限度額の5%ほどに抑えたところ一気にスコアが伸びました。もう一度繰り返しますが、それほどにクレジットカードの利用額を0より大きくできる限り少なくすることはクレジットスコアの伸びにつながります。

3. 毎月必ずクレジットカードのStatement BalanceをDue Dateに満額支払う

最後のステップはもうお分かりのように正しくお金を借りて、そのお金を約束通りに期日までに返すの”借りたお金を正しく返す”の部分です。

これも具体的に何をすればいいかを簡潔にいってしまうとタイトルにもあるように

毎月必ずクレジットカードのStatement BalanceをDue Dateに満額支払う

これだけです。

ちなみにdue dateとはその日までには必ず前の月に借りたお金を返さないといけない日のことで、カードによって多少異なりますが基本的に1〜2年間は毎月同じ日にやってきます。

これは3つの手順の中で最も簡単です。なぜならクレジットカードを発行した際にアプリを使ってAuto Payを設定して自動化してしまえばいいからです。

Auto Payを設定する際には以下の3点にだけ注意してください!

  • クレジットカード支払いのための銀行口座は毎月 statement balance を満額支払えるだけキャッシュがあるものを選ぶ
  • 支払う額は必ず last statement balance を選択する
    • デフォルトでは minimum balance due になっていることが多いので注意
  • クレジットカードを作ってすぐに auto pay を設定しても、最初の月はマニュアルで払わないといけないことが多いので注意
    • この場合、auto pay を設定したときに warning が出るはずなので確認するように

具体例を用いたおさらいと専門用語の解説

これまで簡潔に説明してきたクレジットスコアの上げ方を図にするとこのようになります。ぱっと見でよくわからない専門用語があるかもしれませんが、この章で全てをとにかく短く簡単に説明したので読み終われば全て綺麗に理解できます。

Statement dateとstatement cycle

一言でいうとクレジットカードを使う上でのその月の終わりを表す日のことを言います。普通のカレンダーでいう12月31日が12月の終わりのようにクレジットカードを使う上で月を数えるときにはstatement dateをその月の終わりとします。

このstatement dateはクレジットカードごとに異なり、またカード発行会社によってstatement dateと呼ぶこともあればclosing dateと呼ぶこともあります。名前が違うだけで意味は同じです。

例えば僕の持っているカードの一つであるChase Freedom Flexカードのstatement dateは毎月10日なので、このカードを使う上での10月は9/10 ~ 10/10となります。

この1ヶ月のサイクルのことをstatement cycleといい、statement dateになるとその日に終わったstatement cycleで使った額がstatement balanceとしてその月のstatementという書類に記録されます。

そして、ここで記録されたstatement balanceを翌月のdue dateに支払えばいいと言った感じです。

上の図で表した具体例では、カードのcredit limit(月々の利用限度額)が1,000ドルで9月のstatement cycleの間に300ドル使ったので9月のstatement balanceは300ドルとなり、翌月10月のdue dateにこの額を満額支払うことで9月のstatement cycleの精算が全て終わります。

ここで注目してもらいたいのが、credit score が上がるタイミングです。これは決済をするdue dateだと勘違いしている人が多いですが、実際はstatement dateのタイミングでcredit scoreが大きく更新されます。

また、図を見て貰えばわかるように9月はcredit usage(カード利用額)が限度額の30%だったためクレジットスコアは5ポイントしか上がっていませんが、10月はcredit usageが限度額の6%だったため15ポイントも上がっています。いくつポイントが上がるかと言った正確な数字は予想が難しいですが、利用額を8%未満に収めるかどうかはこれだけのまたはこれ以上の違いを生みます。

まとめ

以上でこの記事のテーマである

アメリカでクレジットスコアを爆速で上げる方法【3ヶ月でスコア0から700-720へ】

の解説は終わりです!

まとめ

アメリカでクレジットスコアを上げるための3つのステップ

  • クレジットカードを作る
    • スコアがない人は学生カードかSecuredカードで始める
  • 毎月クレジットカードの限度額の8%のみ使う
    • 月々の利用額が少なければ少ないほどいいが0%ではダメ
  • 毎月必ずクレジットカードのStatement BalanceをDue Dateに満額支払う
    • Auto payの設定で自動化するべき

先にも述べたようにクレジットカードを1枚作ってしまえば、あとはステップ2と3を3ヶ月繰り返せばクレジットスコアは700~720あたりに到達するはずです。

これまで悪いクレジットスコアを放置してきた場合はもう少し時間がかかるかもしれませんが、3~6ヶ月もあれば700~720には確実に届くはずです。

最後におまけとしてステップ1で紹介した学生向けクレジットカードとクレジットスコア700~720に到達した際に必ずといっていいほどゲットしておくべき年会費無料のカードを4つ紹介しておきます。

ここまで記事を読んで「早速アメリカでクレジットスコアを上げたい!」また「クレジットスコアが700~720まで上がった!」といった方はぜひここで紹介するカードを使ってポイントを貯めながら更なるクレジットスコアのブーストを狙ってみてください。

Twitterでも資産形成や資産管理、節税、クレジットカードなどについてみてすぐ使える知識やTipsをツイートしてるのでフォローお願いします☺️

おまけ:初心者におすすめのクレジットカード4選【これだけ持ってれば大丈夫です】

クレジットスコアがない学生にとってベストなカード

Discover It Student Cash Back – 学生かOPT中の人はこれを選べば間違いなし!

その名の通りクレジットスコアがないまたは低い人でも学生であるという社会的保障を担保にカードを発行できて、正しく使っていくことで社会人になるまでに正しいお金の使い方を身につけてもらうためのカードでDiscoverによって発行されています。

クレジットスコアがない人が作れるカードの中では群を抜いてポイント還元率やサービスがよく、学生ならとにかくこれだけ持ってればいいと僕は思います。スコアなしで作れるカードで5%キャッシュバックがあるカードは他にないです。

また、現在招待コードを使ってカードを作って3ヶ月以内に1回でもカードを使って買い物をするだけで100ドルもらえるというキャンペーンも実施中です。

現在他のカードを持っている人も学生のEmailアドレスさえ持っていればとりあえず作って100ドルもらって美味しいものでも食べましょう😆

僕はSTEM OPT中ですが、まだ学生Emailアドレスが使えるので先日このカードを作ってしっかり100ドルもらって彼女さんと美味しいご飯を食べました!

Discover It Student Cashbackカードを作って$100もらう→

ちなみにこのカードを発行する際にTotal Incomeを聞かれますが、この欄にはOPT中の学生なら自分の給料、学生なら自分の稼ぎ(あれば)+年間での親からの仕送り全て+奨学金で出すといいと思います。公に勧めてはいけないかもしれませんが、これに$10,000くらいプラスしても突っ込んで聞かれることはないです。

クレジットスコアが700~720へ到達したらゲットすべきクレジットカード

Chase Freedom Unlimited & Flex – 誰でもとりあえず持っておけば安心なカード

ある程度クレジットカードに慣れてきて、クレカYouTuberの動画などをみると必ずこのカードはみんな持っていると断言していいほどメジャーなカードがこのChase Freedom UnlimitedとChase Freedom Flexです。

詳細についてはホームページを見て貰えばいいと思いますが、クレジットスコアが700に到達したらとりあえずこれとChase Freedom Unlimitedを持っておけば他にカードを作る必要はないと言ってもいいです。

さらに、現在Chaseが期間限定の最大で800ドルキャッシュバックのキャンペーンを行なっています。クレジットスコアが700に到達したらこの2つのカードを作ってクレカ中級者の仲間入りといきましょう。

Chase Freedom Flex & Unlimitedカードに申し込む→

Bilt Card – 手数料ゼロでRentを払ってポイントを貯めれる唯一のカード

Biltは僕の個人的なお気に入りのカードでSecuredカード以外で初めて手にしたクレジットカードでもあります。

このカードに関しては一言だけ言います。

アパートメントやハウス、タウンハウスをRentしている人はとりあえず持っておくといいです

BiltカードはRentを払う時にcredit card processing feeを払わずにrent paymentに使えて尚且つそれによってポイントが貯まる唯一のカードです。

仮にオンラインのポータルを使っていなくて、land lordにチェックでRentを払っていても使えます。

Renterにとってrentは生活の中での最も大きな支出だと思います。その支出でポイントを稼げてそのポイントで旅行に行ったり美味しいご飯を食べれるとなると最高ですよね。

また、このカードについては以前もう少し詳しく記事を書いたので気になればこの関連記事も読んでいただけたら嬉しいです。

Bilt Rewardsカードに申し込む→

それでは、良いクレジットジャーニーを!

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